英語喋れない僕のアメリカ留学 入学までの流れ

初めに

僕のはかなり特殊なケースなので参考になるかは分かりませんが、「留学したいけど、どうしたらいいかわからないし…」といった方の助けになれば良いと思いこの記事を書いています。 ちなみに、僕の英語力は「I'm from Japanese」程度です(僕の名言)。

留学の理由

僕はただ母に「行け。家には帰らせない」と言われたのでアメリカに来ただけです。 「授業が遅くて嫌になった」なんて自分勝手な理由で「学校辞める」とか言い出したらそうなるでしょうけど、住むところが無くなるというのは怖いものですよね。

そんな経緯や、時期が冬休み直前で微妙なこともあり、学校や企業の手を借りることなくすべて個人で留学手続きを進めました。

留学

渡航

学校を決める

僕は「英語なんもわからん」であり、後述しますが住む場所も決まっていたため、シアトルにある"Cascadia College"にしました。 僕の最大の目的は英語を学ぶことだったので、「コミュニケーションができる人間がいれば特に問題はない」とあまり調べることもせずに決めました。

入学手続き

ほかの学校はどうなのか知りませんが、Cascadiaはネットで簡単に手続きを進められました。 殆ど母がやってしまったので、僕がやったことは「既に取った単位の証明書を学校からもらう」くらいの物でした。

ビザ申請

ネットでの手続き

留学先の大使館のウェブサイトなどを見ながらビザ申請手続きを進めます。 こちらもネットで手続きをします。 F-1ビザの申請には大使館か領事館での面接が必要なので、面接の日付・場所を決め、料金を支払います。

面接準備

大使館のウェブサイトを見ながら準備を進めます。 持っていけるものは限られていますので、それを確認しながら荷物の準備をします。 必要書類は何も書いていない無色透明のファイルに入れます。

一部の領事館では書類は事前郵送になるため、対象の領事館であるかどうか確認しましょう。 札幌は事前郵送のため、領事館からレターパックが送られてきました。

面接 (札幌)

僕が持って行ったものは「小さな鞄、スマホ、財布、カードケース(クレジットカード等)、パスポート、本」(うろ覚え)です。

地下鉄で円山駅まで行き、歩いて領事館に向かいました。 建物の前には警備員が立っており、近づくと「あちらです」と入館受付の場所を示してくれました。 受付で面接で来たことを伝え、パスポートを見せて室内へ。 そこで空港のような荷物検査を受けます。 その後、一度屋外に出て領事館に入ります。

カウンターで面接であることを伝え、椅子に座り少し待ちます。 少しして、職員にパスポートを求められるので渡します(この時パスポートを持っていかれる)。 また少し待った後、面接室へ通されます。 ここまで会った職員は全員日本人でした。

面接室は椅子とカウンターがある部屋で、カウンターを挟んで面接官(アメリカ人)と会話をします。 他の人を待っている間、本を見たりして時間を潰します。

自分の名前が呼ばれたら、カウンターに向かいます。 僕の時は最初から日本語でした(とても運が良かった)。 そこで指紋をとった後、「なぜ、どこへ、どれくらい」等の簡単な質問に応えます(数分)。 質問の後、「ビザが受理されました。二週間以内にパスポートとともに郵送します」(うろ覚え)と言われ、面接が終わります。 その後来た時と同じ道を通り帰宅します。

医療保険

もし医療保険に加入せずに大きな怪我等を負えば、怪我とともに大きな医療費もあなたを攻撃するでしょう。 Cascadiaは学校側が医療保険を用意してくれているので、これに関してやる必要があることはありませんでした。

住処の確保

寮、アパート、ホームステイととれる手段は多いですが、僕の場合は知り合い(日本人ではない。今後"彼"と呼ぶ)の家に住まわせていただいています。 此処に関しては本当に参考にならないと思いますが、ホームステイの一種だと見ることもできるのでしょうか?

渡航

海外渡航は複数回経験がありますが、一人での渡航は初めてだったのでそれなりに緊張しました。

新千歳空港からシアトルへ向かいます。 乗り換え含めて十時間越えでした。 映画を見るなり、音楽を聴くなり、好きなことをして時間を潰します。 飛行機内で税関申告書を記入しておきましょう。 JALであれば、モニターで「税関申告書の書き方」「空港に到着した後の流れ」を見る事が出来ますので、それも見ておきましょう。

空港に到着したら、入国審査をします。 実は準備を始めてからここまで英語を使ってこなかったのですが、入国審査に英語は必要ありませんでした。 書類を渡して、指紋をとって、書類を受け取って終わりです。

その後自分の荷物を取り税関を通って、空港を出ます。 僕の場合、彼が迎えに来ていました。 それぞれの手段で住居に向かいましょう。

渡航

電話番号

渡航先で新しくSIMを用意しておきましょう。 僕の場合は、彼が用意してくれました(ついでに新しいスマホもくれた)。

銀行口座

アメリカで現金を持ち歩きたくはないので、早急にクレジットカードもしくはデビットカードを手に入れましょう。 僕はまだ17歳で、親がアメリカにいないので銀行口座は作れないといわれました。 つらい。

学校

入学にあたり、今の英語力を確認するテストを受けます。 僕はコロナウイルス対策による学校の閉鎖によって、テストを受けた後学校には一度も行っていません。 そうしてできた暇な時間でこの記事を書いています。

おわりに

コロナウイルスの影響はとても大きく、外食店はどこもテイクアウトのみですし、街に出ても人はあまりいません。 国によっては、留学生が行けない、帰れないなんてことになっているかもしれません。 しかし、異なる文化が入り混じった国アメリカは、こんなご時世でもワクワクで満ち溢れています。 規制する法の少なさやアクティブな人柄によって作られる先進的なものが、IT企業が多いシアトルでは多く見られる気がします。

なんだかんだで、留学は簡単にできます。 何か質問などあれば、気軽にコメントしてください。